友達
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「ごめんなさい!知らなくて…。友達くらいなら…」 万里がそう言うと、郷田は顔を輝かした。 「本当?」 この時、万里はなぜ郷田がクラスのムードメーカーなのかわかった。 この人だからか…。 当たり前だよね…人気あるの。 「有難う…。友達って小学校以来だよ。話してくれて有難う。なんか…すごい嬉しいよ…」 素直に万里がそう言うと、郷田ははにかんだ。
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