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さて、翌日になり
兄は、朝から不機嫌な顔をしていた。
大切な弟が、他人に触られる事は嫌なのだ。
でも、弟が会いたいと言ったから…
そうこうしているうちに、夜を迎え
真実は、兄にあの部屋へ連れていかれた。
「真実、もうすぐ、お前の特別講師が来るからな」
そう言うと、兄は真実に枷をし目隠しをした。
兄が部屋を出て、真実は一人になった。
真実の胸は、高鳴る。
もう一度会う約束をした時に、特別講師はこう言った。
「真実が望むなら、お前をメチャクチャにしてやる。嫌というほどいじめて感じさせてやるから」
その言葉に、真実はこう答えた。
「あ…楽しみにしてます…貴方になら、メチャクチャにされても良いです…」
というわけで、真実はこの日を心待ちにしていた。
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