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「なっ!?姿が変わった?」
俺の変身を見て、思わず声をあげた士郎。
「あんた、ただの変質者じゃないようね・・・」
さっきまでとはうってかわって、真剣な表情を浮かべる凛。
「そう、俺は変質者じゃねぇ、仮面ライダーだ!覚えとけ!!」
人差し指を突き出し、言ってやった。決まったぜ
「はぁ?仮面ライダー?何それ、姿が変わったぐらいで、私に勝てると思わないでよね!」
「のわっ!」
またもや躊躇なく宝石魔術を繰り出す。
「へっ、それはどうかな?」
ライドブッカーから金色の闇のカードを取り出し、ディケイドライバーに装填した。
”カメンライド”
ベルトがコールし、ベルトの両端を押し込むと
”コンジキノヤミ!”
というコールとともに、金色の闇に変身した。
「お、女の子になった?」
「なんなのよその魔法は!」
変質者が急に女の子になったもんだから、士郎と凛はパニック状態になっている。
「これは魔法じゃない、変身だ」
俺は若干門矢士を意識しながら言ってやった。
「声まで変わるのね・・・」
ああ確かに、言われてみれば声も闇になってる・・・何か申し訳ないな・・・
福圓さん申し訳ないっす・・・
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