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「まあいいや、とっとと終わらせるぜ!」
カードをディケイドライバーにカードを装填する。
”アタックライド”
攻撃系のカードの合図である”アタックライド”をコールする。
”変身(トランス)!”
と言うコールの後に、闇DCD(ディケイド)となった俺の両手が剣に変身した。
「!?・・・投影?」
「残念、ちょっと違うな。これはトランスだ」
凛の問いに答えると同時に駆け出した。
「遠坂!」
「くっ、わかってるわよ!」
凛は詠唱を始めようとしたが、闇DCDの速さに間に合うはずもない。俺は凛の詠唱が始まる前に斬りかかった。
「!?」
「もらった!」
「投影二連!!」
「何!?」
凛に斬りつける直前に、士郎が投影した剣を投げつけてきた。
「どういうつもりだ、士郎」
何とか剣をかわした俺は士郎に聞いた。
「君のことも信じたいけど、俺は、一応遠坂の味方だから」
「一応ってなによ一応って!」
苦笑する士郎と頬を赤らめる凛、なんかちゃっかりいいムードを漂わせる2人。
「2対1か、ならこのカードだな」
ライドブッカーの中からカードを1枚取り出す。
「来るわよ!」
「ああ!」
完全に戦闘態勢に入ってるよこの2人、そんなつもりなかったんだけどなぁ・・・
ま、んなこと言っててもしょうがないしな、なんとか話を聞いてもらわないと・・・
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