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”アタックライド”
攻撃系の合図である『アタックライド』がコールされ
”イリュージョン”
バックルの両端を押し込むと、自身を増やすカード『イリュージョン』が発動された。
されたのだが、おかしなことが
「仮面ライダーと・・・」
「女の子・・・?」
そう、イリュージョンとはいわば分身の様なもの、俺の予想では、金色の闇の姿となった俺が増えると思っていたのだが・・・
何故か、ディケイドと闇の姿にバラけてしまった。
「なんか変だけどやるしかねぇ!」
闇は士郎の方に、俺は遠坂の方に攻撃を仕掛けた。
「遠坂!仮面ライダーの方は頼む!」
「こんな奴、余裕よ!」
「そうでもないと思うがな!」
余裕をかます遠坂にライドブッカーをソードモードに変形させた状態で斬り掛かった。
「くっ」
「避けてるだけじゃ俺は倒せないぜ?」
俺の攻撃をなんとかかわし続ける遠坂を若干挑発する。
「んなこと・・・わかってるわよ!」
縦に斬り付けた俺の攻撃を、体を左に反らすことでかわし、右足を思いっきり蹴り上げ、俺の顎にカウンターをくらわせた。
「ぐはっ」
もろにくらった俺は宙に浮いた後、地面に叩きつけられた。
「遠坂!」
「士郎!あの金髪のちびっ子倒せたの?」
「ああ、なんとかな」
闇を倒して遠坂の元に駆け付けた士郎。
「形成逆転、どう?警察に行く覚悟は出来たかしら?」
不敵な笑みを浮かべながら、聞いてきた。
「へっ、まだ終わっちゃいねぇよ!」
俺は起死回生となってくれると信じているカードをライドブッカーから取り出し、二人に見せ付ける様に前にカードを突き出した。
「士郎!来るわよ」
「ああ!」
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