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当然、何かを救うには危険が伴う。アニメを見ている君にはよくわかっていると思っていたのだがな・・・
「それは、そうですけど・・・」
君は選ばれし者だ。崩壊を始めたアニメの世界を救えるのは君だけなんだ。
「選ばれし者・・・」
ま、行くも行かぬも君次第だがな。
「・・・・・」
所詮はアニメの世界、たかが2次元、今君が住んでる世界には大して大きな影響はないだろうがな
「行きます!俺が行って、パパッと救ってきますよ!」
ほう、頼もしいな、では決まりだ。
今から君は数々のアニメの世界を廻る、世界は君の手に懸かっている!
よろしく頼むよ?
「はい!任せてください!・・・でも俺、丸腰なんですけど・・・」
そのことについては心配はいらない、君にはこれを渡そう。
「これって!?」
そう、ご察しのとおり仮面ライダーディケイドに変身するためのベルトだ。
「ディケイド・・・これからよろしくな!」
ベルトに挨拶とは、なかなかおもしろいな君は。
「いえ、あははは。あっ、ところで戦うためのカードは?」
おっとこれは失礼、このライドブッカーに入ってあるから後で確認してくれたまえ。
「はい、わかりました」
では、健闘を祈る!
こうして俺のアニメの世界を救う壮絶な旅が唐突に始まったのである!
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