序章

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アニメの世界を救う。 とは言ったものの、実際何をしていいのかはさっぱりわからない。 でもまぁ、現実の世界で役目を終えてる俺としては、アニメの世界で何があろうと多分平気なんだろうけど・・・ 世界を廻る、か・・・ 俺は怖いと思う反面ワクワクもしていた、何しろテレビやパソコンの中でしか出会えなかったアニメのキャラクターたちに会えるんだもんな。 それにしても・・・長いなこの空間・・・ 俺は俺に声をかけてきた謎の人物と分かれた後、アニメの世界に行くためのワープホール?らしきものを通っていた。簡単に言うと、ドラえもんがタイムマシンで移動する際に使用する、あのぐにゃぐにゃした空間に似ている。 (以降ワープホールと表記) そう言えば俺はなぞの人物からディケイドになって戦うためのカードをもらったんだったな、確認するか。 俺は、左の腰に装備していたライドブッカーからカードを取り出した。 ちなみに、ライドブッカーはお分かりのとうり、カードを入れておくためのカードケースのようなものだ、それ以外にもソードにしたりガンにしたり出来るんだがな。 えーと、何のカードが入ってるんだ?まあディケイドのカードは当然入ってるとしても、他には何か入ってないのか? 他にもカードが入っていないか、ライドブッカーの中をさらに探す。 「これは・・・」 原作のディケイドは他の仮面ライダーに変身するためのカードが入っているのだが・・・ 「まさか、こんなものが入っているとは・・・」
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