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「それにしても、遠坂はすごいな」
「なによ、やぶからぼうに」
あれは衛宮士郎と遠坂凛!という事はここはFateの世界か!?
「いや、俺はセイバーがいなくなってから普通の生活がまだ出来てないけど、遠坂は出来てるじゃないか、だから」
セイバーがいないってことは、聖杯戦争は終わっちまってるんだな・・・
「そんなことないわよ、私もサーヴァントたちがいなくなった今の生活に違和感ありまくりだもの」
て言うか・・・すげー。本当に俺はアニメの世界に来ちゃったんだ・・・すげー
窓から2人を覗いていた俺はあまりの感動に、軽く涙が出てきた。
「ところで・・・」
「どうしたんだ?遠坂」
「さっきから覗いてるあんたは一体どなた?」
顔は笑っているのに、目は笑っていない遠坂が窓の外の俺に迫って来た。
「いや、別にあっしは怪しい者では・・・」
テンパリまくって1人称がおかしなことになってしまった。
「じゃあなんでそんなところにいるのかしら?」
「いや、それはその・・・」
いつのまに外に出たのか、遠坂は俺の目の前に立っていた。
「おい、遠坂!やめろ」
「なんでよ!コイツ不法侵入者よ?」
止めに来た衛宮にも容赦ない・・・
「勝手に決めるなよ、何か用があったのかもしれないだろ?」
衛宮が”だろ?”みたいな目で見てきた。
「お、おう、実は・・・・」
俺はこの世界に来た意図等を2人に話した。
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