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「絶対に嘘ね」
「何で決めつけるんだよ!」
やはり信じてもらえない、当然と言えば当然なんだが・・・
「士郎!信じてもらえないのはわかってたことだ気にしないでくれ・・・」
フォローしてくれていた士郎を止める。
「え、でも・・・」
「ていうか、何であんたは士郎の名前を知ってる訳?」
「ああ、そういえば・・・名乗った覚えはないと思うんだけど・・・」
し、しまったぁぁぁぁああ!!つい名前で呼んでしまったぁぁぁぁああ!
「えーと、それはその~」
「問答無用!警察に突き出してあげるわ!」
「やっぱりこうなるのか!」
俺と凛は戦闘態勢に入った。
「おいおい、ここは家の庭なんだけどな・・・」
深いため息を吐く士郎だったが、簡単に捕まる訳にはいかないんでな!
「Vier-stil ErschieBuns・・・」
「あの呪文って宝石魔術か!?」
手を銃のようにして俺に向けてきた。
「ご名答~♪」
「のわっ!?」
容赦なく撃ってきた凛、この女、やばすぎるだろ・・・
「ちょっとぐらい躊躇しろよ!」
「あらごめんなさい、変質者如きにする躊躇は持ち合わせてないの」
後ろ髪をさっとかきあげ、にやける。
「しかたねぇな、俺も本気を出すとしますか!」
俺はライドブッカーからディケイドのカードを取り出した。
「はあ?あんた、そんなカードなんかで私とやるつもり?」
「ああ、そうだ」
俺は変身ベルトであるディケイドライバーを腰に巻いた。
「変身!」
そして、ディケイドライバーにディケイドのカードを装填すると
”カメンライド”
ベルトが変身の合図でもある”カメンライド”をコールする
そして、ベルトの両端を押し込むと
”ディケイド!”
と言うコールとともに、優希は仮面ライダーディケイドに変身した。
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