第1章 金と誘拐とホームレス

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第1章 金と誘拐とホームレス

俺の名前は柚原 スクル。3日前に家を出て、この町にたどり着き、この公園でホームレス生活をしている。 そもそも、家出とは親とのケンカ、家庭の事情などが原因であるが、俺の場合は違う。 あれは3日前のことだった…。 スクル『ただいま~』 俺は3日前までは普通で平和な生活を送っていた。 だが、家に帰宅した俺がリビングに行くと…母さんが待っていた…。 母『スクル、ちょっと話しがあるんだけど…』 スクル『ん?何?』 母『あなたは真面目な子だと思っていたけど…母さんはがっかりだよ』 スクル『えっ?』 母『部屋を掃除していたら…こんなモノが出てきたわよ』 スクル『あっ、それは…💦』 母さんが出したモノ、それは…俺が部屋に隠していた学コメのマンガやギャルゲー、フィギュアなどだった…。 そう、これが原因だった…。 この俺がギャルゲーオタクだということを親にバレ、家にいられなくなったのだ。 スクル「今考えると俺って…バカかもしれない…」
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