12人が本棚に入れています
本棚に追加
第1章 金と誘拐とホームレス
俺の名前は柚原 スクル。3日前に家を出て、この町にたどり着き、この公園でホームレス生活をしている。
そもそも、家出とは親とのケンカ、家庭の事情などが原因であるが、俺の場合は違う。
あれは3日前のことだった…。
スクル『ただいま~』
俺は3日前までは普通で平和な生活を送っていた。
だが、家に帰宅した俺がリビングに行くと…母さんが待っていた…。
母『スクル、ちょっと話しがあるんだけど…』
スクル『ん?何?』
母『あなたは真面目な子だと思っていたけど…母さんはがっかりだよ』
スクル『えっ?』
母『部屋を掃除していたら…こんなモノが出てきたわよ』
スクル『あっ、それは…💦』
母さんが出したモノ、それは…俺が部屋に隠していた学コメのマンガやギャルゲー、フィギュアなどだった…。
そう、これが原因だった…。
この俺がギャルゲーオタクだということを親にバレ、家にいられなくなったのだ。
スクル「今考えると俺って…バカかもしれない…」
最初のコメントを投稿しよう!