第3章 おとぎ大学

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長野「まあ、この大学は普通の大学だから…心配しなくても大丈夫だからね」 スクル「はい」 その時、 ?「遅刻だぁ~💦」 俺達の横を慌てた様子で通る一人の男がいた。 大抵の大学生の一人にはいそうだな、ああいうヤツ…。 ?「間に合わない💦なら、あれしかない…❗」 スクル「何だ?」 その男は立ち止まり、クラウチングスタートのポーズをした。 一体何をする気だ? すると、男は動き出した。 ?「『ゴッドダッシュ』‼」 男は消えた。 スクル「消えた⁉ど、どこに…」 ドカァァン‼ ?「い…、痛い…💧」 いつの間にか、目の前の建物に直撃していた。 男性A「おい、また『メロセス』がやったぞ?」 男性B「バカだな?速いくせに、真っ直ぐしか走れねぇでやんの」 …真っ直ぐしか…? 男性C「あれだろ?止まれないからいつも直撃してんだろ?」 止まれないって…💧 長野「…とまあ、遅刻する人もいる普通の大学でしょ?」 スクル「これのどこが普通の大学ですか⁉💦」 その後、俺は大学で手続きとかをし、今日から通うこととなった。 それにしても、誰が俺を…? なんやかんやで昼になり、俺とクレイナは大学の食堂で昼を食べた。 その為、貴重な千円が…一気に300円以下に…💧 スクル「クレイナ、どうしているんだ?」 クレイナ「私は…あなたと一緒に暮らしているから」 スクル「まあ、そうだけど…💧」 こいつに何て言ったら良いのだろう? 俺は考えながら辺りを見渡すと、朝建物に直撃したメロセスってヤツの姿があった。 スクル「あれは…朝の?」
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