第4章 ある意味最強の4人

2/7
前へ
/382ページ
次へ
その後、俺とクレイナはメロセスと一緒にいた。 メロセス「へぇー、ホームレスの君が大学生に…?」 スクル「誰かがそうしたらしいんだが、一体誰が…?」 メロセス「じゃあ、その子も?」 クレイナ「私は違う」 スクル「こいつは俺について来ただけだ」 メロセス「彼女なの?✨」 クレイナ「…彼女…?」 スクル「違います」 メロセス「冗談だよ。まあ、よろしく」 スクル「こちらこそ…、よろしく」 こんなにも早く友達ができた俺。 こいつはバカだけど、あのおバカ5をも超えるチームができるかもしれない…。 メロセス「そうだ、僕の仲間を紹介するよ」 スクル「メロセスの仲間?」 メロセス「3人いるんだ」 俺達を含めば5人。もしかすると、俺にも最強のチームができる可能性が大。 スクル「紹介してくれ」 メロセス「わかった。今の時間なら…大丈夫だと思うよ」 スクル「クレイナ、行くぞ?」 俺は振り向くと、クレイナは何かを見ていた。 スクル「クレイナ?」 クレイナ「…あれ…」 クレイナが見る先には、小さな売店があった。 スクル「…売店…?」 いや、クレイナは売店の隣を見ていた。 その隣には、調理部のヤツが失敗した?パンを売っていた…。 スクル「パン屋?」 メロセス「あそこのパンは無料だよ」 スクル「無料⁉でも、何で?」 メロセス「だって、あの優河が作ったパンだから…」 スクル「優河?郁紗が言ってた…わき役…?」 優河「ハァ…、何でこうも売れないんだ?無料だっていうのに…」 俺達は優河の店に寄った。
/382ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加