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その後、俺とクレイナはメロセスと一緒にいた。
メロセス「へぇー、ホームレスの君が大学生に…?」
スクル「誰かがそうしたらしいんだが、一体誰が…?」
メロセス「じゃあ、その子も?」
クレイナ「私は違う」
スクル「こいつは俺について来ただけだ」
メロセス「彼女なの?✨」
クレイナ「…彼女…?」
スクル「違います」
メロセス「冗談だよ。まあ、よろしく」
スクル「こちらこそ…、よろしく」
こんなにも早く友達ができた俺。
こいつはバカだけど、あのおバカ5をも超えるチームができるかもしれない…。
メロセス「そうだ、僕の仲間を紹介するよ」
スクル「メロセスの仲間?」
メロセス「3人いるんだ」
俺達を含めば5人。もしかすると、俺にも最強のチームができる可能性が大。
スクル「紹介してくれ」
メロセス「わかった。今の時間なら…大丈夫だと思うよ」
スクル「クレイナ、行くぞ?」
俺は振り向くと、クレイナは何かを見ていた。
スクル「クレイナ?」
クレイナ「…あれ…」
クレイナが見る先には、小さな売店があった。
スクル「…売店…?」
いや、クレイナは売店の隣を見ていた。
その隣には、調理部のヤツが失敗した?パンを売っていた…。
スクル「パン屋?」
メロセス「あそこのパンは無料だよ」
スクル「無料⁉でも、何で?」
メロセス「だって、あの優河が作ったパンだから…」
スクル「優河?郁紗が言ってた…わき役…?」
優河「ハァ…、何でこうも売れないんだ?無料だっていうのに…」
俺達は優河の店に寄った。
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