プロローグ

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プロローグ

清々しい朝。静かな町。 こんなに美しい青空の下、慌てた様子で走るある2人の姿があった…。 郁紗「ヤベッ、遅刻だぁ~💦」 知っている方もいるかと思うが、彼らの名前は桐柄 郁紗とクロネ・デスア・シニフェア。 2人は今日から大学生なのだが、初日から遅刻というピンチになりつつある。 クロネ「初日から遅刻とは…私達らしいですね?✨」 郁紗「喜んでるか走ってるか、どっちかにしろ💦」 クロネ「郁紗君、これ以上走らない方が…」 郁紗「何でだよ?」 クロネ「星座占いで『知っている女性とぶつかり、災難に遭う』と言ってました、郁紗君ので…」 郁紗「占いなんかインチキだ。そもそも、知っている女性って誰だ…?」 考えながら走る郁紗は曲がり角を曲がろうとしたその時、 ドンッ❗ 本当にぶつかった。 クロネ「当たりましたね?」 郁紗「彼氏を心配しろよ💦イテテ…、大丈夫です…えっ?」 鈴菜「ちょっと❗どこ見て歩いて…あれ?」 本当に知っている女性であった。 そして、災難とは… 子供「ママァ~、あのお兄ちゃん何してるの?」 ママ「み、見ちゃいけません💦///」 ぶつかった拍子に鈴菜を押し倒したことであった。 鈴菜「何やってんのよ、この変態‼💢///」 郁紗「ブハァァァッ‼💦(久しぶりに食らったぜ💦)」 クロネ「郁紗君❗💦」 世の中、占いは当たる時があります。 華心「鈴菜ぁ~、待ってよ~‼💦」 鈴菜「あんた、走るの遅いわね?」 クロネ「華心さん?」 華心「あれ?何で郁紗とクロネちゃんが?」 郁紗「それはこっちが知りたい」 ピーター「あれ?郁紗達?」 浦島「なぜここに?」 華心達に続き、ピーターとティンカー、そして浦島も現れた。 すると、 桃「ヤベッ、遅刻した~💦って、あれ?」 桃もその場に現れた。 郁紗「ちょっと、何でお前らが…?💧」 浦島「あなた方こそ…?💧」 桃「悪いけど、僕は急いでるんだ❗これから『おとぎ大学』に行かないと…💦」 一同「「えっ⁉おとぎ大学?💧」」 桃「え?まさか…?💧」 華心「俺も」 浦島「私も」 ピーター「僕も」 郁紗「…マジかよ…?💧」 おバカ5、再び集結した。 その時、彼らは知らなかった。彼らの前に、ホームレスのある男と出会うことに…。 スクル「…ん?もう朝か?」 公園の木のそばの段ボールに住む男、この男が俺『柚原 スクル(ユハラ スクル)』だ。
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