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するとアイスイーグルの傷口は塞がり始めた。 するとアイスイーグルは呻き声をあげ、目を覚ました。 「よっ、痛みはないか?」 そう尋ねるとアイスイーグルは傷付いた羽を少し動かし元気に鳴いた。 「そうか、じゃ、またな。」 そう言い、池の調査を始めようと離れると、アイスイーグルは地面を歩きながら着いてきた。地面はアイスイーグルが歩く度に脚の着いた地点から小さな円を描きながら凍りだした。 「もしかして一緒に来たいのか?」 アイスイーグルは答えの代わりに高らかに鳴いた。 「じゃ、俺の肩に。制御出来るだろ?」 そう言い屈み右手を差し出すとテクテク歩き肩まで来るとそのまま足を引っ込め留まった。 「たく、希少種は火炎狐種以外許可いるのによ。一気に二匹とはな…はあ」 当の二匹は仲良く眠っている。
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