プロローグ

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あれから二年が経った。 神楽国の技術力があっても王都都市は二年の歳月を掛けなければ元の自然に戻らない。 それほど核はダメなのだ。 しかし、自然とは凄いものだ隣国サビレスのサクラ国から最も遠い場所にあるチルノブイリでは昔核爆発が起き、住民は全て居なくなり無期限閉鎖になった。 その五十年後、チルノブイリは自然の治癒力によって自然が生まれ生物が生活していた。 自然とは地球を元の姿に戻すいわば治療薬なのだ。 自然とは地球を守る要でありその自然を無くせば地球は壊れてしまう。 この世界に神が居るとしたならばそれは多分自然なのだろう。 でなければこれから起きるこの王都都市隔離は一体何なんだろ? 紙の裁きでなければ…
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