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キーンコーンカーンコーン
4時限目のチャイムが鳴って、昼休みに入る。
「おーい、ケン。一緒に食おうぜぇ」
「おう。いいぜ」
机をくっつけて、昼食モードに入る。
「あ! 私もご一緒していい?」
ななも入ってくる。
「ドウゾドウゾ。ななちゃんなら真夜中でも大歓迎」
「はは……ありがとう」
なながちょっと引いてるぞ。
翔にアイコンタクトをとってみるが、翔は全く気づかない。
「あ! ケンの分も作ってきたよ」
「おう、いつもサンキューな」
オレは一人暮らしをしてはいるが、自炊が苦手なのだ。
だから昼食は勿論、晩飯までななに頼っている。
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