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3人いっぺんに来られたら……ちょっときついかも。
それよりも何よりも……トトがぶっちゃけ怖い。
嗚呼、トトの説教2時間コース……プラス1時間追加オーダー。
きつい。きついよ。
なんてことを悶々と考えてたら……。
じゃらんっ!!
何か鎖がしなるような音。
そして……
「ぐあっ!」
「ぎゃっ!」
「がはっ!」
次々に倒れていく胸ぐら掴み軍服に軍服CとD。
何が起こったのかわからず、キョロキョロしていたら、倒れた軍服達の後ろで、長い鎖を両手でかまえているホストが、不敵に笑っていた。
「ひょろっちい男に……油断大敵ってか?」
そのまま鎖を腰に巻き、ホストが私に近づいてきた。
そして私をじ~っと見つめる。
「な、何?」
「……君、どこの店の子?」
「……え?」
「名前は? 年は? あ。そうそう。メルアドかTEL番教えて欲しいんだけど。つか、今すぐ交換しよう」
「ちょっ、ちょっと……」
なんなのよ~。この男!?
ホストが私の手を握り、これがキラースマイルだと言わんばかりの笑顔を向けてきた。
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