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そう思って、トトに声をかけようとしたとき――
「こっちよっ!!」
それは、キンキン声でまくし立てていた、派手な女性だった。
いつのまにかいなくなってると思ったら、新たな軍服達を引き連れていた。
その数E~Iで計5人。
「あんた達っ!! あの男よっ!! さっさと片付けてっ!!」
派手な女性がホストを指差した。
その声を合図に、軍服E~Iが一斉に襲い掛かってきた。
ダアッ!! このややこしいときに、更にややこしやっ!!
て、言うか――
「うるせぇっ!! 今取り込み中だっ!! 関係ねぇやつはすっこんでろっ!!!」
ほらね。
案の定トトが全部瞬殺。
トトの周りで倒れて呻く軍服E~I。
女性は真っ青になってます。
ごめんね。お姉さん。この男……今、ステータス異常バーサーク状態なんだわ……。
「うわっ。すげぇな。保護者さん、バーサーク&チート状態じゃん。こりゃマジでヤベぇな……。どうしたらいい?……って、ありゃ? あの子どこにいったの?」
ホストがキョロキョロと辺りを見る。
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