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「いってぇっー! なんで!? なんで俺まで!? 俺、君を助けたのに!? それと俺、ステータス異常は起こしてないよ!?」
ホストが頭を押さえながら、喚きたてる。
「やっかましいっ!! これ以上あの男を煽るなっ!!」
喚くホストに怒鳴り返す。
「……お前ら、ずいぶん舐めたまねしてくれたな」
トトとホストにチョップを食らわしてる背後で、何人かの軍服達が起き上がってきていた。
「覚悟はできてんだろうな!? ああっ!?」
「あいたた~。雑魚が回復しちゃってるよ。保護者さんのステータス異常……解除すんの、早かったんじゃね? ハニー」
誰がハニーだっ! 誰がっ!
だけど、ちょっとこれはまずいかも……。
ああ~っ、もぉ~!! あっちが片付いたと思ったら、今度はこっちかよ!?
うう……。
もう、他人様の喧嘩に勢いだけで首突っ込むのは、やめよう……。
マジで反省しきり大・決・定!!
「おやめなさいっ!! あんた達っ!!」
今度は、ことの成り行きを見ていたギャラリー達の中から声がした。
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