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「川村奏太!覚えろよ、君!」 「はっ、可笑しい奴。俺は岩下冬馬。宜しくな。あ、でも面白いから俺の事。君 て呼んでていいぜ?」 知っている。 俺は、同級生の名前は全員覚えたんだから。 ああ!! ムカつく野郎だったのになぁ。何故、親友と思えるようになったんだっけ…。 あ あれだ。 あの「事件」だ。 確か… 高校一年の秋。 君が入部したバスケ部の「三年追い出し会」 三年対一・二年の対決で。唯一君が、一年だった…それを面白くないと感じた二年の一部と一年が君を翌日、体育倉庫に呼び出したんだよね?
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