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体育館へ着くと、殆ど部員が居なかった。 「―あれ?」 俺は、二年のある先輩に駆け寄って聞いた。 「今日、自主練ですか?」 「いや?」 「なんか、少なくないですか?」 「集まり悪いよな~。何なんだろうな。」 190近い身長の先輩は、頭をガシガシ掻いて困った表情で話す。
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