悪魔的に優しく❤

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もの凄い勢いで押し倒される。 あたしは、只ひたすら恐かった……。 「俺の気持ちを無下にして火ぃつけたからには、きっちりその体で鎮めて貰うからな……。」 あたしは覚悟を決めた……。 良いよ…だって…どうせ何時かは銀さんにって思ってたし……それに…それに……やば…マジ泣き入りそう……。 「胡桃……俺が恐いか……?」 思い掛けず優しい銀さんの声を聞いたら、涙腺のダムはあっさり倒壊した……。 「今は…恐くない…銀さん…あたし良いよ…。」 「折角やめてやったんだ。 ンな事ゆ~なよ。それに……惚れた女で処理しなきゃなんねぇ程、困ってねぇよ。」 「だから…それがヤダから…あたし良いよって…言ってんの!」 「あぁ?ヤダから良いって、意味解んねぇよ。」 「だ、だから、例え…その…処理でも!銀さんが、他の女と…するのはヤなの!」 「ふ~ん…可愛い事言う様になったぢゃん。 やっぱ荒療治が効いたかな。」 「何?!今の全部演技?!嘘だったの?!」 「否、違う!押し倒したトコだけだって! 疲れてイラついてる男が危ねぇのもホントだし、実際目茶苦茶ヤリたかったし!」 「誰と?!」 「………言わせてぇのか?」
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