66人が本棚に入れています
本棚に追加
ぅわ…すっごい…結構痛かったもんね…しかも……。あたしは思わず吹き出した。
ハート型になってるし。
凄い偶然……。
「10分位で入れっぞ。」
銀さんが、バスルームから戻って来た。
ってか、何で苺パンツ一丁なの?!「な、何か着なよ!もぉ……。」
「あぁ?良いよ。直ぐ風呂入るし。何赤くなってんだよ、バーカ。
海だのプールだのに行きゃあ、こんなのゴロゴロ居んだろ。」
「下着と水着は違うじゃん!」
「男なんて大して変わんねぇよ。」銀さんは、そう言って横に座ると、あたしの飲みかけのアイスティーを一口飲んだ。
「まぁまぁだな。時間経ったから、やっぱ香りが若干飛んじまった。」結構繊細なトコもあるんだなぁ……。表情と格好が合ってないけど。
「あたしは、飲んだ瞬間すっごい美味いって思ったよ。」
あたしがそう言うと、銀さんは、優しく微笑んで、よしよししてくれる。
そして、そっとおでこにキスした……。
あ、何か良いな……こ~ゆ~雰囲気……。
なんて思ってたら、不意に銀さんの手が頬に触れる……。
「胡桃……お前さ、ホントに俺で良いのか…?」
ちょっと切なそうな表情で銀さんが言う。
「俺の方が…お前よか、よっぽど不安だよ……。」
最初のコメントを投稿しよう!