悪魔的に優しく❤

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否、むしろ大事なのは前半の方なんだけど……。 「ンなに俺と風呂入ンのが嫌なのかよ。」 銀さんは、ちょっとムッとした顔で言う。 「違うよ。じゃなくて、だって……あたし達って、まともにキスした事も無いし……そりゃ、おでことか、頬っぺたとかはあるけど……。」 すると、銀さんは、怪しい微笑みを浮かべながら近付いて来た。 「って事は……チューすると、混浴OKなんだな?」何故そうなる坂田銀時……。 「ちょっ、銀さん?!」 銀さんは、あたしをしっかり抱き締めた。 「ねぇ、待ってってば!銀さんは、一緒にお風呂に入りたいからキスするの?!」 思わず両手で銀さんの体を押し退けようとしたけど、ビクともしない。「あ?ンなの決まってんだろ。 してぇからすんだよ……。」 !!!超高速で奪われてしまった……! 息が…出来無い……立ってらんない……。 頭の中が…真っ白になりそう……。膝がガクッてなった時、あたしの腰をしっかり支えた銀さんの唇が、ゆっくり優しく離れていく……。 あたしは、半ば放心状態で銀さんを見上げていた。 けど……ある異変に気付く……。 下腹辺りに、何やら硬いゴツゴツしたモノが……??思い当たって一気に顔が熱くなる。
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