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「何やってんだよショウタ早く行こうぜ!」
「うるさいぞ体力馬鹿少しは人に合わせるという事を覚えろ。」
二人の少年が村から少し離れた洞窟の前で話していた。
「ふと思ったんだが。」
「ん、どうしたクロス?」
「この洞窟に何が居るんだ?」
「…お前そんな事も知らずに燥いでたのかよ!」
「いや、だってさぁ~魂の眠る洞窟だってのは知ってるんだが、何の魂が眠ってるのか俺は知らんし…」
「此処には獣心が眠ってるらしいぞ。」
「獣心?ってなんだ。」
「獣心ってのは簡単に言えば獣の魂だな」
「そのまんまかい!」
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