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学園・校門前
「と~ちゃく☆」
クロスがポーズを決めながら言った。
「クロス、そのネタ後何回位やんの?」
「ウケるまでさ!」
「ワーオモシロイナー」
「ショウタ!止めてくれ!逆に傷付くから!?」
ショウタとクロスがそんな事を言い合っていると。
「おいそこの餓鬼共、お前等が葛木 ショウタと、クロス・ロアノークか?」
後ろから声が聞こえた。
「えっ…そうですけど…」
そう言いながらショウタとクロスは、声のした方向に振り返った。
そこには、茶色い髪にまるで生気の宿って無い様な黒い眼をした、20代後半の男がやる気無さそうに立って居た。
「学園長からお前等を案内する様に言われてるから、さっさと着いて来い。」
男はダルそうに言うと歩き始めた。
「えっ!?えっ!?」
「取り合えず着いてくぞクロス。」
「お、おう」
ショウタとクロスは男後に着いて行った。
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