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………次の日 学校………
「っふぁ～」
凛は連日の疲れから授業中に生あくびをした時､後ろから不意に声がした
「眠そうだねぇ､池村君?」
「げ!?先生!!」
「135ﾍﾟｰｼﾞ…いいかな?」
「はいぃ!えっと……源氏物語の作者は源業平です!」
「池村君?」
「はい?」
｢今は生物の授業ですよ?社会の教科書を見て､なぜ国語?｣
ちなみに
源業平(ﾐﾅﾓﾄﾉﾅﾘﾋﾗ)は源氏物語の主人公であるからして､間違えすぎであった
………お昼休み………
「っふあ～………ﾊﾟﾀ」
欠伸を一回､机に突っ伏した
凛はいつも学校では同じ部活､演劇部の三人の友達と一緒にいる
哀と友夏里と藍の三人
藍はｹﾞｰﾑが大好き｡特に格ゲーが得意で､少しｵﾀｸﾁｯｸな所がある｡演劇部では運動量の多い役が多い
友夏里はどちらかと言うと名脇役な感じ｡主役には成れないが渋い良い演技をしてくれる
哀は役者では無く作家だ
悲しい感動的な話を得意として､よく泣ける話を書いてくる
最初に凛に話し掛けたのはｸｰﾙな性格の哀だった
「凛､眠そうね｡藍､竜巻○風脚でもやってあげたら?」
藍は満面の笑みで答えた
「よっしゃー」
｢うわわ､やんなくていいよ｣
三人はﾊﾞﾀﾊﾞﾀとお昼休みを過ごした
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