~プロローグ~

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
俺は中学生の時から人を信用できない… 高校は入ったものの、登校はしてない。 「キモい」「死ね」「消えろ」「触れるな」 俺を批判する声なんか聞き飽きた。 むしろ、そんな言葉はもう聞きなれた。 やる気も何も起きない。 生きている心地はしないが死んでいるって言っても、また変な話しになる。 「いっそ死んでみたら?」 親にも言われた。 そりゃそうだよな… 何の役にも立たない俺が、この世に居たって仕方ないし。 「こんなくだらない世界…自分から消えてやる!」 俺はそう思った…
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!