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─ あ‥
流れ星‥?
お願い事を‥と、思うと同時に、アユリは胸の中で呟きます。
─ 翔に逢いたい‥
翔に逢いたい‥
翔に逢いたい‥
── え‥?
アユリは、とても不思議なことに気付きました。
そう、流れ星が消えないのです。
それどころか、どんどん自分に近付いているような気がして来ました。
周りの誰もが、流れ星に気付いていません。
アユリは、空に向けて両手を差し出しました。
── 流れ星さん
こっちにおいで‥
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