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次第に弱っていく
中でさえも
短いその尻尾を振ってくれてたね
初めて会った日のこと
一緒に過ごした日々
私の脳裏を駆け巡る
虚ろに見る先には
何が見えた?
どうしてやることも
できない…
いなくなってしまう事が
目にみえてわかり
いなくなってしまう事が
怖くて 怖くて
仕方なかった
君を楽に逝かせてやる事できなくて
君に辛い思いさせてたね
苦しかったよね
本当にごめんね
命あるものいつかは死ぬ
わかってた
でも、君がいなくなる事
考えられなかった
怖かった
息をすることさえ
苦痛な 君に
これだけは云いたかった
ありがとう
君に会えてよかった
君がいてくれてよかった
君がいてくれたから今の私でいられた
君と過ごした十数年は
とてもとてもかけがえのない月日でした
ありがとう ゆり
本当にありがとう
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