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それからの私は、何かしら持参し百合子の家に日参しました。
何種類も猫缶買って選ばせたり、体を拭いたり。
自力で排泄も出来ないので、お腹を優しくマッサージしたり。
勿論、病院にも連れて行った。
私たちが世話をする度、子猫は怯えて体を堅くするのがとても切ない。
私たちを見つめて、弱々しく鳴く子猫。
それはまるで、私たちもあとで酷いことするのかと、問いかけているようでした。
そんな、頑なな心だけでもほぐしてやりたくて、一生懸命愛情を注いだ。
「大丈夫……」
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