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「だぁっ!」
後ろに吹き飛ばされながらも放った内臓破壊弾はツバサが待ち望んだ結果をもたらした。
「ギャアアァァ」
断末魔の叫びを上げ、ようやくウロヴォロス堕天は崩れ落ちた。
「や、やた」
ツバサにはそれが何より嬉しかった。
今までに無い実感がこみ上げ、自分がゴッドイーターとしての大きな一歩を踏み出せたような気がしていた。
「そ、そうだ、コアを回収して戻らないと…」
皆はもう戻っているかもしれないと思い急いで来た道を戻った。
「これで皆に少しでも近づけたかな」
――それがシンラが立ち往生してしばらくしてからの話だった。
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