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「さて、まずは奴の動きを止めましょう。ハヤトさんなら分かりますよね?」
シンラはハヤトにあのバレットのことを聞いた。
「……何が?」
「まさか忘れたんですか?…自分で作っておいて」
ハヤトは思い出そうと考え始める。
「う~んと…ああ!アレか」
ポンッ!と手を叩く様子からは、今思い出した事を容易に想像させた。
「…忘れてたんですか」
「急に言うからだ」
ハヤトが言った直後、シンラの戻ってきた道からアルダノーヴァがその姿を現した。
「お客さんが来たぞ」
ハヤトがニコリともせずに三人に言った。その言葉に三人も一瞬で真剣な顔になる。
既にアルダノーヴァも四人に気付き、向き直っていた。
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