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「それじゃあ皆さん、死なないように」
シンラはそれだけ言うとアルダノーヴァに真っ先に向かっていった。
「最後にカッコつけたな、アイツ」
ジョンソンが言った。続いて彼も神機を構える。
「え?…最後って何?」
ツバサがジョンソンに聞いた。彼には最後に、の意味が分からなかった。
「単純に死ぬかもしれないって意味もあるから最後にって意味もあるけど………シンラはこの任務の後に一旦フェンリル中東支部に異動になるんだよ。あれ?」
ジョンソンの口から告げられたのは衝撃の事実だった。
「な、なんで俺達には言ってないんだよ」
ツバサはジョンソンに詰め寄った。彼にしてみればゴッドイーターになった時からずっと一緒に戦ってきた仲だけに何故自分にそんな重要な事を言わなかったのかが分からなかった。
その当て場も無い感情をジョンソンにぶつけてしまった。
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