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「ジョンソン、距離をとって!」
「くっ!」
アルダノーヴァの女神が地に這い蹲り、髪を振り乱して鎌鼬のような光線を出す。
「やべ!」
接近していたジョンソンはジャンプも空しく攻撃を受けてしまった。
「グッ…」
そのまま倒れ、ジョンソンは動けなくなった。
「くっ、流石にウロヴォロス堕天との戦闘後じゃ疲労がありすぎる」
アルダノーヴァは倒れたジョンソンは無視し、今度はツバサに接近する。だがしかし、男神はその場から動かずに何かを溜めている。
「これは?…はっ!ハヤト、気をつけろ!!」
シンラの警告も一瞬遅かった。
倒れたジョンソンのリンクエイドに向かっていたハヤトはシンラの声に男神に注意を向ける。だがそれと同時に男神も光球を発射する。
それがハヤトに命中するまでに僅か0.1秒もかからないほどだった。
たった一撃受けただけだが、ハヤトは倒れ、ジョンソン同様に動けなくなった。
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