五喰目

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「え?」  思わずジョンソンの方を見ると彼は目で語っていた。 ――顔に書いてあるよ、心配し過ぎだ。 「……」  シンラは俯いた。最高の仲間達はシンラのことなど全てお見通しだと言うわけだ。  シンラが同じように三人を理解しているように。 「いくか」  ハヤトも起き上がる。 「いくって、行く?それとも逝く?」 「普段なら当然『行く』。でも今は状況的に『逝く』だな」  ジョンソンの問いかけにハヤトが応える。 「だってさ。さて、シンラ、どうする?」  ジョンソンもハヤトも最も頼れるリーダーの言葉を待っている。  シンラは俯いていた顔を上げて、そして答えた。 「ツバサが一人で頑張っているんです。『逝き』ましょう!」  ニヤっとジョンソンとハヤトが笑う。 「「了解、リーダー!」」
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