一喰目

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 しかし今は違う。実績を積み、部隊の中で人間としても成長をした。彼を見る目は冷たいものから次第に尊敬、憧れのものへと変わっていった。  もちろんシンラにとって信頼できる仲間であり、友であり、ライバルであった。 「それならさぁ、俺たちもそうだよ」  ツバサの言葉にハヤトも頷いた。  二人そうだった。  新型であること、その高い実力が恐ろしく見えてしまうこと、第四部隊の四人がそれぞれに辛い思いをしたがその度に四人で支えあってきた。シンラは先程の心配が吹っ切れた。 「…決まりです。今回の任務は第四部隊が引き受けました」 シンラの答えにペイラーは満足げに微笑んだ。 _
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