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「まぁ、助けてくれなくても地面にぶつかったりしないけどね！」
女の顔は満面の、見たこともないくらいとても綺麗な笑顔だった。
「……お前笑えるんだな」
「……当たり前でしょ、アンタ何言ってんのよ」
そう言って女は更に笑う。
「なあ」
「何よ」
「俺、はとむぎ茶作ってやってもいいぞ」
「えっ？ 急にどうしたの？」
確かに、俺は何考えてんだろう。こいつの笑顔を見たら、関わってみるのも悪くないなんて。
「……さあな」
ひとつ言わせてもらおう。ツンデレ、悪くないな。
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