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?「ねぇ、ちょっと…」
綺華「えっ…」
うわぁ、かっこいい…
?「姫百合さんさ、GANSAIと
接触した?」
綺華「がんさい?」
?「GANSAI…顔面最悪の略で
俺たちは船条、代紺、河合、
和多、森長をそう呼んでいる。
本人たちは意味を知らずに
GANSAIを名乗っているけど…」
綺華「今日、私…
その人たちと話した…」
?「やっぱり…
GANSAIが目をつけた女子は
その日のうちに
すぐ有名になるんだ。
もっと早く声をかけてれば…」
綺華「あの…お名前は?」
?「あっ!
まだ言ってなかったか!
俺は五十嵐 拓(イガラシ タク)。
よろしく。」
綺華「あ、こちらこそ。」
五十嵐「さて、姫百合さん。」
綺華「ハ、ハイ!」
五十嵐「はい、これ。
エアガンね。」
綺華「えっ!?」
五十嵐「GANSAIは女子に
目をつけると、手分けして
とことん
ストーキングするんだ。」
綺華「でも何でエアガン…」
五十嵐「細かいことはいいから
危険が迫ったら撃って。」
綺華「う…うん。やってみる。」
五十嵐「よし。じゃあ…
あ、そうだ!」
綺華「?」
五十嵐「俺はいつでも
姫百合さんの味方だから、
何かあったら呼んで。」
綺華「うん。わかった。」
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