5日目

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「………ん、」 目が覚めると、目の前には恭の顔があった。 「………」 昨日は、 『僕は、好きでもない人にこんな事、しないよ』 『好きならそれで十分でしょう?』 昨日は、本当に色々な事がありすぎて…夢だったんじゃないかと思ってしまいそうだ。 『………、好きだ!』 「………っ!」 (本当に、言ってしまったんだよ…ね?) 「………恭」 本当に 「好き、だよ」 大好き。 その気持ちを込めて、恭にキスをした。 「クス…朝から大胆だね、恭弥」 「………!恭、起きて」 「勿論。恭弥の寝顔可愛かったよ」 「……~っ!」 と急に起き上がって…。 「忘れてた。おはよう恭弥」 キスをした。 「……~~っ!!」 「フフ、顔真っ赤だよ恭弥」 「う、うるさいっ」 本当に、勘弁してよ。こんなんじゃ、心臓幾つあっても足りないよ。
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