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次に目を開けるとそこは、辺り一面天井だった。
「……此処、どこ?」
応接室で仕事をしていた時に、赤ん坊に10年バズーカなるものを打たれ、その後の記憶がない。
(しかも応接室じゃなくて、和室みたいだし)
「やぁ、やっと目が覚めたみたいだね。」
「10年バズーカの故障…かな?まさかこうして10年前の僕に会えるとは思わなかったよ」
振り向くと、そこには自分によく似た青年が立っていた。
「……君、誰?」
「僕は雲雀恭弥。10年後の君自身だよ」
一生会う事のないはずの自分がそこに居た―…
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