優羽と二人で遊ぼう

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あぁ……。イヤだな。 何でこうなったんだろう……。 ジェットコースターに乗り込み、安全装置を身につけられながら早くも後悔しています。 「うわぁ、凄いドキドキする。チョー楽しみだねっ」 優羽が隣で目をキラキラ輝かせながらそんな事を口走るんですよね。 ……なんで? もう俺には返事をする余裕すらありません。 ぷるるるるる………… 乗り場に響く発車を知らせるベルの音。 「では発車しますっ」 それに乗っかる係員のお姉さんの明るい声。 「出発するよっ○○君」 楽しそうな明るい優羽の声。 あぁ……。いよいよです……。
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