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光「…あー」
薮「…??」
光「大丈夫とか言うな。」
薮「え…?」
光「俺が血ィ吸うことによって、薮が辛くなるのに、大丈夫とか言うな。
俺のこと責めてよ」
泣きそうな光の顔。
光は勘違いしてるよ。
光は俺が辛いって思ってるんだよね?
歯止めが効かないから、自分を責めてるんだよね?
それは間違ってるよ…
薮「ひかる…」
光「なn..んっ…」
薮「んっ」
《ちゅっ》
光「…や、やぶ?」
薮「違うよ。光、違う」
光「え…?」
薮「俺、辛いなんて思ってない。確かに、コンサートとかあるときは辛いよ?
でも、光に血をあげることは苦でもなんでもない。
それに、俺は光を責めようなんて考えてないからね?だからそんなに自分を責めないで?」
光「っ…ばーか..//」
薮「ふふっ//」
光「ありがとう。薮、好きだよ…」
薮「俺はだ、大好きっ!/」
恥ずかしくって光を見てられなくて、両手で真っ赤であろう顔を隠す。
光「…薮。」
薮「ひゃぁっ!?//」
光「本当に耳弱いよね~」
薮「んぅ…/」
光「薮。愛してる」
薮「ば、ばかっ!//」
耳元で囁く光の低くて甘い声。
大好きな光がくれる、甘い痛みと甘い快感に今日も酔いしれ、そして堕ちてくんだ……ー
End_
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