騎士と少女と列車事故

2/10
前へ
/16ページ
次へ
第1管理世界(ミッドチルダ) 数多くある次元世界の中でも魔法技術が発展しており、多くの人々が暮らしている 三年前に大きな危機に晒されたものの現在は平和である そんな《ミッドチルダ》の首都クラナガンから少し離れた海の見える高台に青を基調とした一軒の家があった その家の中の最新鋭のシステムキッチンでは・・・ 「よし!あとはデザートだけだな」 「じゃあ、リンゴの皮むき勝負のリベンジといきますか~」 そんな話をしている2人の少女がいた 片方の少女は燃え盛る焔のような紅い髪 もう片方の少女は白雪のような白銀の髪をしている 二人の背丈はキッチンの作業台に肩が出るかどうかぐらいだ すると勝負を仕掛けられた紅い髪の少女-アギトが言う 「ふん、また完膚なきまでに叩きのめしてやるぜ!」 その挑発に白銀の髪の少女-リィーンフォースがえへんと胸を張る 「今日の私を前の私と同じと思わないことです。人は日々、進化するものなのです」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加