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「そういえば…」
ディークが隣に座る。
「何?」
「今度、日本の交流のある会社にパーティーに呼ばれててな、お前も一緒に連れていく事になった。」
……………え~っと、マヂで?
「俺が行ってもいいのか?まだ俺は早いかと思ってたんだけど?」
「俺らが居れば大丈夫だろうって事になったんだ。まあ、お前なら守りは必要無いだろうが。」
初めてだ。幹部としてパーティーに出るなんて。
しかも…俺前は幹部になるなんて思っても無かったからなぁ…
「了解。パーティーには正装で行くんだろ?」
「勿論だ。俺等のボスも綺麗だから、またお前が行くと騒がれるだろうな…」
ムッとした顔で呟く。
「チッ…本当は連れて行きたくないんだがな…そういう目でお前を見られるかと思うと腹が立つ…」
………嬉しいな…
そんなに俺のこと想ってくれてんだ…
「ディーク?…別にいいじゃん?俺がどんな目で見られても。………何て声かけられてもさ、俺はディークしか見えないんだからな?それより、他の奴がディークに近づくだけで俺ムカつくし?」
「ほぉ?………自分以外に近づいてほしくないと?」
…………何か企んでるな…目が…ヤバイ…!!!
「それなら…」
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