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転校生と~
ふんふ~ん
転校生ねぇ…あのモッサリヘアーの眼鏡ちゃんかぁ
食指、はたらかないなぁ~
だってさぁ…いくら俺のぉ心は今は皆のものだっていってもぉ、好き嫌いはあるしぃ…
俺ぇ、変装って嫌いなんだよねぇ♪
まっ、自分もしてるからっていうのもあるけど、なんか…ね♪
まぁ、様子見くらいはいいかな~って思うしぃ♪
だってけーちゃんから言われたしねぇ♪
親衛隊を管理しとけって♪
俺のお気に入りにしとけばぁ、皆止めると思うしぃ♪
お~いたいた。
「なっちゃん♪昨日ぶりだねぇ♪」
「うわっ、生徒会書記!!」
「う~ん、俺ぇ、架院翠雅って名前があるんだけどぉ?」
転校生の名前はぁ、月島夏輝っていうんだぁ。つきしまなつきね♪
んで、その隣にいてぇ、俺を睨んでるのが敷宮流。しきみやながれだよぉ♪
右隣の栗毛の可愛い子は佐久間美都。さくまみとっていうんだぁ………女の子みたいに可愛いんだよぉ♪
「何の用だ?」
「ん?ああ。君に会いたくてぇ♪」
にっこり笑って言った。
「まぁ、他の理由もあるけどぉ♪」
眉に皺をよせるしーちゃん
不思議そうに首をかしげるみとちゃん♪
「なっちゃんさぁ、嫌がらせ受けてるんだって?」
「誰から聞いたんだよ?てかそれがどうした?」
全然気にしてないというように俺を見る転校生。
「かいちょーからさぁ、止めろって言われてねぇ♪」
「別に、いい。」
「ふーん…んじゃ、助けてほしくなったらいつでも言ってよ♪」
俺は先に食堂に入った。
キャーーー
今日もスゴい声だなぁ…
「ふわぁ…朝ぶりだね~仔猫ちゃんたち♪」
ニパッと笑って席につく。
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