出会い

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赤子が産まれた時に魔力測定値という機械で魔力を測るのだが 普通の赤子で20~30 魔力の多い赤子で100近くあるのだが レスにはまったく魔力測定値が反応しなかったらしい 「お前家柄がちょっと良いからってえこひいきされてんだろ!! 俺ら全員が父さん逹に頼んだらどうなるかわかんねえぞ!!」 「そうだそうだ!!」 「とっとと辞めちまえよ!!」 1人が言い出したのを皮切りに思い思いに罵声を浴びせる少年逹 それを聞いて困惑し苦笑いをしているレス 「お前これできるか?」 リーダー格であろう少年がおもむろに右手を広げた 目をつぶり詠唱をし掌に小さな火が現れる 「ほら これが魔法ってんだ すげぇだろ?」 ニヤニヤしながら右手の火をレスに近づける 同じように周りもニヤニヤしながらレスの反応を待っている 「あっ すっすごいね!! 僕にはできないやぁ~」 苦笑いをしながら答えるレスに怒りを感じたのか リーダー格の少年の顔がひきつっていた 「もうたまんねぇ!! お前が火の基礎魔法もできねぇのは知ってんだよ!! 黙って学園辞めろよ!! 迷惑なんだよ!!」 リーダー格の少年がキレて右手に出した火を少年に向け出した「お前このまま焼け死ねよ……」 本気でキレたとわかったのかレスを取り巻いていた少年逹も困惑の表情になる 「おいっ!! てめぇらまたやってんのか!!!!」
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