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『お兄ちゃん、今日バイトは?』
宗「今日は休み。それより、早く食べ…って一枝姉さん…何で、六法全書持ってるんだよ。」
一「何だ、悪いか?」
宗「え、いゃ…別に。」
一「それより、バイトはどうだ。」
宗「あぁ、充実してるよ。」
梢「そういえば、バイト先に変な子たくさんいたわね~」
『男殴る人とか…』
梢「帯刀してる子とか~」
一「梢、雅子。それは変人じゃなくて犯罪者だ。」
『(言うと思った…)』
一「だいたい、今時何で帯刀なんだ。」
梢「しらな~い。宗太に聞いて。」
一「なんでだ宗太!!」
宗「世の中物騒だから。」
な「あっでもなずなも一回行ったけど、ふつーの小学生っぽいっ子も働いてるよ♪かわいいの」
一「なずな、それも犯罪だぞ。」
『ん~と。傷害罪、銃刀法違反に労働基準違反かな?』
一「えらいな、雅子は将来立派な弁護士が向いてるかもな。」
宗「改めて言われるとそうだな…」
一「上司とか責任者とか一体なにやってんだ。」
宗「(上司はぐうたらで責任者はほぼ留守だったり。)」
一「法的措置とか取った方がいいんじゃ…」
宗「え…」
一「あぁ、でも金にならん感じ…やめた。」
宗「…………」
一「何でそんな犯罪の巣窟で働いてるんだ。」
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