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晃「久しぶりだね~雅子ちゃん。」
『ね。半年ぶりだね。』
透「心配かけさせるなよ。」
『ごめんね透ちゃん。』
秋「雅子ちゃん、次は体育だから早く更衣室行こうよ。」
『ん。行こうか透ちゃん。』
透「おぅ。」
秋「え?!透君って女の子だったの?」
『うん。で、晃が男の子です。』
冬「全然解らなかったわ。」
『だよね。』
『この学校に来て良かったなぁって思うのは、美術と体育の授業だね。』
風「なんでだ?」
『だってほら体育は殆ど自習スタイルじゃない。』
鬼「まぁ、私立だしなそんなものじゃないのか?」
豪「男女合同だが。」
『測定を強いられない体育は天国だ。』
不「のわりに、お前毎回体育の度に記録更新してるじゃねえか。」
『え?なんかしてたかな?』
緑「あぁ…」
基:緑「"メガネとばし"の?」
『好きで飛ばしてるんじゃないわよ!』
風「八割は、円堂の仕業だ。」
『私達、今日はなにやる?』
秋「ミントンはどう?」
塔「お、いいなあ。それなら雅子の眼鏡も飛ばないしな。」
冬「公式なことはよくわからないからルールは自由型でいこっか。」
南「まぁ、女子もいるしな。」
涼「シャトルを返せなかったら負けくらいの簡単なもので…」円「よしやろー」
↑(鎧でラケット構える円堂君。)
『ちょっと待って!自由型ってそういう?!』
塔「よし、ならあたしはこれで。」
↑(竹刀を持つ塔子)
風「せめて用具は統一しろ、原型なくなるから!」
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