未知の惑星。

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未知の惑星。

地球から遠く離れた、人類未踏の惑星に不時着してしまった。 「なんてこった。急いで地球に連絡を」 調べてみると宇宙船の機能は壊れていないみたいで、永久酸素製造機も食料製造機も正常に作動してくれているようだ。 不幸中の幸いだな。 何気なく見た窓の外は緑一色。 生い茂る植物を眺め、少し考え、地球に緊急信号を送りかけていた手を止めた。 「……待てよ」 もしかしたら知的生命体が存在しない星かも知れないじゃないか。 そんな星に珍しい鉱石があったらどうだ? エネルギー資源が溢れていたら? 宇宙服に空気を満たし、しっかりと銃を装備してから俺は探索に出掛ける事にした。
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